山口県立厚狭高等学校・厚狭明進高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。
山口県立厚狭高等学校は、明治6年に船木女児小学(厚狭郡船木村)として創立された後、幾多の形態や校名の変容を経ながら、昭和24年に山口県立厚狭高等学校となりました。本年で創立152年目を迎える歴史と伝統のある学校です。この間、卒業生は2万6千人を超え、地域・社会をはじめ、全国各地で活躍しておられることは、本校の大きな誇りです。
このような中、本年4月、山口県立厚狭高等学校と山口県立田部高等学校との再編統合により、両校の伝統を受け継ぐ学校として山口県立厚狭明進高等学校を開校いたしました。山口県立厚狭明進高等学校は、普通科と家庭に関する学科である生活創造科を設置し、両校から受け継いだ校訓「純真一路~明日を拓く~」の下、未来を切り拓き、地域・社会の発展を担う人間性豊かな人材の育成をめざし、多様な進路希望に対応した教育課程を構築するとともに、きめ細かな個別指導や資格取得、地域や大学・地元企業等と連携・協働した取組等、系統的・計画的なキャリア教育を推進してまいります。また、家庭に関する学科の県の中心校として、専門的な知識・技術を身に付けた「ものづくりのスペシャリスト」の育成をめざし、生活の質の向上に向けた実践的・体験的な教育を推進してまいります。
本年度は、厚狭高等学校・厚狭明進高等学校ともに「誰かのために 何かのために」をスローガンに掲げ、ふるさとを愛し、より良い社会づくりをめざして、自ら考え、あらゆる人とのつながりや支え合いを大切にしながら他者と協働する生徒の育成に向け、厚狭高等学校・田部高等学校が有する輝かしい伝統や特色ある取組などはしっかりと継承しながら、質の高い教育活動をめざしてまいります。
本校での学びが実り多いものとなり、全校生徒が本校に入学して良かったと思える、そして、地域の方から愛され信頼される学校づくりに努めてまいりますので、今後とも、本校教育に御理解と御支援をいただきますようお願い申し上げます。
令和7年4月
山口県立厚狭高等学校
山口県立厚狭明進高等学校
校長 中市 妃佐代